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2023/11/11

10/29(日)上宗岡の寺社を巡りました!

秋らしくない?10月29日、上宗岡地区寺社巡りが行われました。お宝を期待して総合福祉センターに集合。最初に案内されたのは、明治時代の産業遺産「大小合併門扉」レンガの残骸で、254号バイパスの工事に伴い取り壊され、仮置きされた歴史的遺産でした。
産業遺産

新設されたバイパス側道を歩き、上ノ氷川神社に向かいました。道すがら、道興准后歌碑を拝見。夕けぶり〜あらそふ〜 の和歌が刻んでありました。有名な人が宗岡に来ている、すごい。宗岡の地名が初見された文献、廻国雑記を読むべきか悩むな〜。
道興准后碑

上ノ氷川神社は1078年、大宮氷川神社から分祀、宗岡で最古の氷川様とか、下ノ氷川神社を分祀する際、石臼の上臼を社殿の下の埋め、下臼を下ノ氷川に譲り両方の神社を正対させ、宗岡の地・人を守るとか、感動の話も聞けました。
上ノ氷川神社

千光寺の正式名称は青龍山観音院千光寺、新義真言宗のお寺です。秘仏の話や市指定文化財である、1418年作成の鰐口を拝見しました。また、市内で最古の創建である寺院の境内に佇む南北朝時代の元号が刻印された宝篋印塔なども拝見しました。
千光寺

バイパスの信号を渡り、かつての「鎌倉道」を歩いて曹洞宗の大仙寺に案内されました。山門前の大燈篭の紹介では、東京芝・増上寺に奉献されたものが移築されていること、市内で最古の板碑があったこと、室町時代の創建時を示す棟木名が発見されたことも説明されました。すごい!
大仙寺大燈篭

少し長歩きをして日行星山碑も案内されました。世界遺産を構成する「吉田胎内」を開基した星野勘蔵氏の顕彰石碑でした。こんなところに立っていたのか? 遠まきに水塚を眺めながら浅間神社へ向かいました。
日行星山碑

浅間神社では、氏子総代の配慮で本殿に上らせてもらい、歌川貞村作の絵馬と「閻魔大王の図」絵馬と対面でき、ウオーと感嘆の声が出てしまいました。狛猿や力石、2回に亘って移築された市指定文化財の羽根倉富士嶽の説明がなされ、「蚕機神寄附連名」石碑の説明では明治時代、機織りが盛んだったことが知れました。氏子総代に感謝を表して終了しました。凄いお宝が見られた、次回も参加した〜い。
絵馬











2023/11/01

【開催済み】11/19(日)寺社巡りその4

好評開催済み
第5回「お宝発見講座」
寺社巡り(その4)
中宗岡地区~かつての街道筋に並ぶ神仏たち~