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2023/08/07

小学生のみんな大集合「紙芝居とお話」

第2回の「お宝発見講座」は、趣向を変えていろは遊学館で、お宝に関する紙芝居とお話でした。異常な暑さが続く中のまち歩きは危険ですので、新たな企画です。

司会2

総合司会が今日の流れの説明をします。
老若男女が注目しています。

司会

中央には、すでに一つ目の紙芝居が準備されてます。
一つ目は何かな
その前に「志木の田子山富士塚ものがたり」の作者からお話が、
今日NHKが取材に来てまーす。

深瀬

NHKの方から、世界遺産10周年記念の番組を作ってます。
ご協力よろしくお願いします。
と、お話がありました。

NHK.jpg

さあ、いよいよ紙芝居の始まりです。
最初は、「長勝院のチョッピラリン」

チョッピラリン

みなさん、長勝院を知ってますか、
志木三小の子は、おとなりだから知ってるよね
江戸時代、尊祐(そんゆう)さんという和尚さん(お坊さん)が長勝院にいました。
和尚さんは、時々たぬきがいたずらに来るので困っていました。

チョッピラリン2


困った和尚さんは、たぬきをこらしめてやろうと考えました。
その考えとは・・・・     

いろりの火で石を焼きたぬきに投げつけて驚かしてやろう
というものでした。
小坊主に化けたたぬきは、きものの中に熱い石を投げ込まれて熱ーい
和尚さんに向かい
「長勝院のチョッピラリン」と叫びます 悪口だと思った和尚は
「そういう者こそチョッピラリン」とやりあいます
そしてどうなったか・・・



次は「志木の田子山富士塚ものがたり」です。

田子山1


江戸時代の終わりから明治時代にかけてのお話、
志木に高須庄吉さんというお醬油(しょうゆ)を作っている人がいました。
高須さんの夢に神様のおつげがあり、田子山富士塚を造ることになりました。

ブルドーザーもダンプカーもない時代、どうやって築いたのでしょう
どのくらいかかったのでしょう

田子山2

富士山から本物の溶岩(ようがん)を運び、富士山にある神社の名前を彫った石を立て
山頂から富士山をながめられるすばらしい富士山がこうして志木にできたのです。

田子山3

8/20には山仕舞 おたきあげも行われます。
ぜひ、見に来てください。
みなさんも、「田子山富士塚を守り伝える人になってくださいね。

紙芝居のラストは「おしょうにたすけられたかっぱ」です。
これは、柏町の寶幢寺(ほうどうじ)に関係したお話です。
江戸時代の元の文のままなので、ちょっとむずかしいよ。

カッパ1

むさしの国 河ごへのかたはらに たてといふ所あり

此河にかっぱのありてうまや人やとりけり
ほうどうゐんといふ寺ありけり

志木はもともと舘(たて)村といったのですね
ほうどうゐんが寶幢寺です

かっぱ2


とらへたれば かっぱなり
やきころせ
和尚もみをりて人々にいのちこひ

捕まってしまったカッパ
焼き殺されそうでしたが
和尚さんが助けてくれました

かっぱ3

それでカッパは和尚さんにお礼をするのですが何でしょう
それは、寶幢寺のカッパ像を見に行ってね

紙芝居のあとは、昔の志木の子どもたちはどんな遊びをしたかのお話です。
テレビゲームのない時代です。

遊び1

男の子はチャンバラ 女の子はままごと

遊び2

めんこ おはじき
まりつきをする時は
♬いちれつだんぱんはれつして にちろせんそうはじまった
意味もわからず歌ってました

遊び羽子板

羽根つきは、こんなに立派なのではやらなかったけれど
こういう立派な羽子板を作る職人さんが志木にもいたそうです

終了後、インタビューされてる人もいましたよ
テレビに映るかな

インタビュー

お宝発見講座、8月はお休み
次回は9/17(日)本町地区の寺社巡りです。
お楽しみに!!
2023/08/06

『人がつくった川・荒川』が課題図書に

ご報告が遅くなりましたが、当会の新田代表、深瀬さん、毛利が取材を受けた『人がつくった川・荒川』(長谷川敦・著 旬報社)が、本年度の読書感想文コンクール中学生の部の課題図書に選ばれています。

『人がつくった川・荒川』
『人がつくった川・荒川』(長谷川敦・著 旬報社 1,600円+税)

毎日新聞
毎日新聞の紹介記事

志木市宗岡地区の「水塚(みづか)」について詳しく書かれているだけでなく、荒川の歴史、流域の人々の関りなど全般について、良く取材されています。
荒川という限られた地域の本が、川の歴史、人びととの関わり、近年の災害など、全国どこでも読まれる本として認められた(編集者記)点で意義深いと思います。
お子様、お孫さんはもちろん、大人が読んでも読みごたえのある本です。
この夏、ぜひ一読してみては如何でしょうか。お勧めいたします。
(毛利将範)

2023/08/06

8/26~8/28「平和のための戦争展」

表記展示会において、当会会員のお父様、伊得季吉氏が「ある軍人の紹介」として展示されていますので、ご案内いたします。(毛利将範)

平和のための戦争展

伊得氏の20年間の軍歴を写真でたどることで、当時の軍人の姿を窺い知ることができる展示となっています。(パンフレットより)

期間 8/26(土)~8/28(月)9:30~17:00
会場 朝霞市立図書館
主催 朝霞・平和のための戦争展実行委員会
後援 朝霞市 朝霞市教育委員会
お問合せ 080-6787-0242(真下)

どうして戦争になったのかを知ろう、かつての戦前と「新しい戦前」を学ぶという主旨の展示です。
講演会(無料)も企画されています。
ご都合のつく方は是非お立ち寄りください。